【期待値コントロール】うまくいかない人生の根底にあるもの

こんにちは。サブローです。29歳です。

 

2023年7月までは地方公務員として働き、現在は転職してIT企業で働いています。

が、転職早々、裁量労働制によるハードワークでダウンし、今は実家に帰省中です。

 

取り立てて才能があるわけでもなく、人生なかなかうまくいかないなあと考えながら、日々悶々としているわけですが、どうやら私は、何かを深く考えることが割と得意そうで、3年ほど毎日日記を書いています。

 

せっかくなので、誰か共感してくれないかとブログを書いてみることにしました。

 

今回のテーマは人生への期待値について。

私の近況と白黒思考

私の最近の悩みはもっぱら仕事なんですが、夢と野望に満ちて公務員からITベンチャー起業に転職してみたものの、環境が変わって全然うまくいかない。周りのスピード感やあふれる気力についていけない。周りの人は平気で朝7時から22時まで働き、土日もサービス残業裁量労働制なので、残業ではないですが、、、)をバリバリしている。

 

最初はくらいついていたものの入社当初の緊張の糸が切れるともうついていけない。

そうなると、攻めの姿勢での転職から一転、次はえげつないプレッシャーが押し寄せてきます。もう一回転職したら、市場価値がなくなるぞ、、とか、この短い期間でさらに転職したら、今後もこのまま転がり落ちるだけじゃん、、、とか。

本当はいくらでも別の選択肢があるのに、このまましがみつくか、はたまたダメ人間になるか、しか選択肢が残っていないかのような錯覚に陥りがちです。

 

要は、止まらずまっすぐ成長し続けなければだめだと感じているから、舞台から降りられなくなっていて、しんどくても進み続けるか、すべてを捨てるかみたいな白黒思考になってるんですよね。

思いっきり当事者なので、わかるのですが、これが尋常じゃなくしんどい。

このままいくと、どこかで心身の限界を超えるのが分かっているのに立ち止まれない。立ち止まると、自分の価値がなくなってしまうような気がするし、周りからおいて行かれるような気がしてしまう。

進むも地獄、止まるも降りるも地獄的な。

あれ、なんでこんなに苦しんでいるんだって感じですよね。

自分への期待値は低いほうがいい

という中で、田舎の実家にかえってきました。

全然人のいない道を散歩しながら、ふと気づいたわけです。

 

あれ、自分への期待値、高すぎない??

 

田舎なので、どちらを向いても山に囲まれているわけです。そんで全然人もいない。その辺のおばあちゃんがたまに散歩しているくらい。

育った田舎の人は、もはや、よくも悪くも自分のことなど誰も知らない。

つまり何が言いたいかというと、住んでいる都会を離れたら、誰も自分のことは知らないし、誰も自分に期待なんてしていない。だって知らないんだもの。

というか、あれ、普段住んでいる都会ですら、誰かに期待されて、こうしなさいと言われて、生きているかというと決してそんなこともない。仮に転職したての今の会社を辞めたとて誰も文句は言わない。会社はまわる。

 

じゃあ、期待してしばりつけているのは誰かというと、自分なんですよね。うむ。レールから外れると社会的に死ぬような気がしていて、レールから外れる=ニート、引きこもり。みたいな方程式が勝手に自分の中で出来上がっている。自分が辞めると会社がまわらなくなくなるような過大評価を自分にしている。うむ。

 

でも、別に人手不足の時代なんだから、何かしら働けるし、社会のセーフティネットは結構ある。気がしている。冷静に考えると。

もっと言うとなんやかんや、10年後もご飯は食べれている。飢え死にはしていない自信だけはある。冷静になると。

 

だとすると、期待しているのは自分自身であって、プレッシャーをかけ続けているのは、自分なのではないかと思ったわけです。要するに、自分への期待値が高い。

ご飯食べれてたらOKなら、何一つ悩みがないわけです。

 

まあ、自分も育ってきた環境が親からの過度の期待があったので、原因とかを言い出すときりがないので、そこはどうでもいいとしましょう。原因論は慰めにしかならないので。

 

期待値が低いと何が起こるか分からなくておもしろい

順番が前後しますが、私が転職した理由って、期待値をめちゃくちゃ下げれたからだったのを、いまさらながら思い出しました。

実は公務員になる前の2年間、約5年前、家から出れない時期がありまして、その頃は今と比べ物にならないくらい人生に絶望していました。

まあ、紆余曲折ありまして、どうせ終わった人生なら、自分らしくもっと刹那的に、快楽的に生きようと覚悟を決めて、社会復帰したんですがこれが良かった。

お金は一切たまらなかったのですが、楽しいことにはすぐ飛びつく、ナンパもしてみる、クラブでも羽目を外してみる。明日のことは明日考えるで、人生を送っていたら、気づけば、ポジティブな気持ちで、チャレンジングな気持ちで転職していました。

それが、毎日根詰めて働くにつれて、昔の超保守的な真面目思考に戻ってしまっていたって感じです。

 

保守的で真面目な自分が公務員から、ベンチャーに転職するなんてことが起こるんですよね、公務員になった時には想像もしていませんでした。

 

だとしたら、別にベンチャー企業で通用しないことは、しょうがない。

別にできることを前提に転職してないんだもの。楽しそうな方に飛びついただけだもの。仕事になると急に真面目に、急に責任にしばりつけられていたけども、期待値なんて低いほうがいいし、おもしろいイベントは、期待値が低いから起こるんでしょうね。

 

 

そんな気持ちを思い出した、今日この頃でした。